読書案内 『「エンジンのないクルマ」が変える世界』 大久保 隆弘著(日経出版\1600)

1.この本は経営戦略の専攻の大学の先生が書かれた本です。

エンジン車の100年に続く、EV(電気自動車)が開く新たな100年について書かれたものです。

日本のEVはなんと1934年から製造が開始されたということです(31頁)。

しかし、電池のため航続距離が短く、パワーも乏しいものであった。

1997年の京都議定書の頃から着目されるようになりました。

自動車が排出するCO2は全エネルギーの20%ということです。

電池はリチウムイオン電池が開発され、時速370kmも可能となりました(33頁)。

この電池の販売シェアは、日本が世界の約50~60%を占めて、

その他も、韓国、中国で30~40%でアジア勢が握っています。

 

2.ハイブリッドは、回り道であり、終着点はEVであるといわれます(174頁)。

あくまで、地球環境を優先するクルマをつくることが正しい戦略であるといわれます(174頁)。

自動車産業がサプライヤーを従え、ディーラーが系列の自動車メーカーのクルマを売る

というモデルが再編されるといわれます。

EVは、自動車メーカーからエンジンというものを解放するもので、全く違うクルマなのです(181頁)。

電池とモーターとインバーターがあれば誰でもクルマが作れる時代になるといわれます(182頁)。

ベンチャー企業もつくりはじめています。石油社会への失望という点も大切です。

  mae

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