読書案内 「アフリカにょろり旅」 青山 潤 著(講談社)(1600円)

1 この本は、東大海洋研究所のうなぎの研究者の人の書いた本です。

内容はうなぎを捕まえにアフリカに行った話です。

 

2 この本は本年度講談社エッセイ賞を受賞したもので、ユーモアエッセイです。

うなぎは川で捕れるものですから、川魚のように考えられがちですが、

実は2000キロも離れたグァム島付近の海で産卵する回游魚で立派な海洋生物です(10頁)。

そこで、この種々なうなぎの新種「ラビアータ」を求めてアメリカを旅する冒険記です。

また、うなぎは一生に一度しか産卵せず、それもニホンウナギは前記した太平洋の真ん中で、

真暗な新月の夜に行うということです(276頁)。

 

3 話は、うなぎのことが中心なのですが、アフリカの宿のトイレのことや食事のことなどが

面白く書かれていて、どんどん頁をめくらされてしまいます。

こういう話もたまにはいいですね。

  mae

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