コラム「強く生きる」

2015年(平成27年)1月18日付中日新聞の一面に

「阪神大震災 20年強く生きた」とあった。

20年前に私の先妻はガンで死亡した。

このことを知らない知人もこの20年に増えて、おそらく私をとりまく人の半分は知らない。

20年も経ってしまったのかと思いましたね。

 

私は果して「強く生きた」のだろうか。

この20年、つまり41歳から61歳までに本当に色々なことがあった。

先妻が死んだ瞬間、父が死んだ瞬間に立ち会った。

人が死ぬことを思い知りました。「強く生きた」という言葉はあてはまらない。

流されて生きたという感じですね。

 

幸い仕事や友人にもめぐまれて、この20年はあっという間に流されましたね。

これからの20年はどうなるのやら、最近あと20年のことを考えてますね。

私自身の死の準備を考えるようになってきています。

残された最後の20年をどう生きるか、どう流されるか…。

社会変動が大きくなりますね。

 

若い人には「生きづらい社会」になってきていますね。

年長者とはコミュニケーションせず、ゲームに興じる若い人が多いですね。

年長者の社会的経験は役に立たない社会であり、

年長者も若い人を連れて飲みに行く余裕のない社会があらわれてきています。

混乱する社会、格差がひどい社会が出現してきています。

 

  mae

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