コラム「仏教哲学」

長年、仏教哲学本を読んでいます。

そこで感じているのは仏教が女性差別の思想を持っているということですね。

「女人に触れてはならぬ」とか「結婚してはいかん」とかの戒律があります。

インドや中国でも出家した人は結婚していませんね。

日本でも浄土真宗を除いてそうだったんですね。

 

ところで、この浄土真宗の親鸞は自ら結婚していることを公表しています。

その師匠の法然は結婚していません。

なぜ親鸞がそうなのかについて深く考えたことも調べたこともありませんでしたが、

最近読んだ本にそのことが書いてありました。

親鸞の結婚相手については色々あって「恵信尼(えしんに)」とか、

「玉日(たまひ)」とかいう説があります。

この「玉日」という人はなんと摂政関白九条兼実の娘です。

このことは文献にもあると言われていますが、判たん説もあります。

法然は、弟子の結婚にもこまごま言う人じゃなかったようです。

 

仏教典の「無量寿経」に「女性も念仏を唱えれば、男性となって救われる」

というところがあります。

私はここのところも男女差別だなと思うのですが。

法然は「選択本願念仏集」の中で、「誰もが平等に極楽浄土へ行けるようにし、

難しい方法は捨てて、易しい方法を本願とした」と平等思想を表しています。

親鸞はこの女性差別を否定するために結婚を公表したということらしいです。

  mae

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