コラム「歩道橋」

私の自宅の近くに歩道橋があります。

もう6年位この家に住んでいますが、1回しかこの歩道橋を利用したことがありませんね。

それも歩道橋から自宅がどんな感じで見えるかなと思って登った訳です。

 

小学生の登校用にも全く利用されていません。

老人が多いこの地区では、足の弱った人に渡ってもらうのは出来ません。

一体何のためにこの歩道橋はあるのでしょうかね。

道路は車優先であるとの原則を宣言しているようなものだと常々思っていますね。

本当にそうでしょうか。

 

朝、道路を見ていますとね、一人乗りの通勤車がとても多いのに気がつきますね。

一方地下鉄などを見ていますと、車両にぎゅうぎゅうで一体どうなっているんだと思います。

 

ヨーロッパでは、車を都心に入れない都市が出てきているようですね。

便利な路面電車が交通機関の中心になっている所もあります。

インターネットの情報に、主な欧米諸国の状態別交通事故者数の構成率(2009年)

というのがあります。

これで驚くのは、日本と欧米では状態が全く違うのです。

 

日本では歩行中とか自転車乗用中が全事故の51,1%にも上っています。

しかし、アメリカ14%、ドイツ25,3%、イギリス26,9%、フランス15,4%なんですね。

日本では、歩行者や自転車に乗っている人に対する安全策が充分でないことは明らかです。

そのことが前記歩道橋に如実になっているんじゃないでしょうか。

  mae

Copyright© 2008 ito kunihiko All Rights Reserved.

アイ・ブレイン サニッシュ