読書案内 「下山の思想」 五木寛之 著(幻冬舎新書¥740)

この本を読んで気になったところをお話ししたいです。

102頁に、もてる者の驕らぬことは、思ったより楽にできる。

「貧する者がおだやかにそれを耐えることの方が、はるかに難しい」と言われる。

「逆境にあって世を呪わぬことの方が、はるかに困難なことだ。」とも言われる。

グサッとくるところですね。

 

118頁に

「そもそも、歯も、耳も、骨も、筋肉もおよそ50年あたりが耐用期限なのではあるまいか。」とある。

私もそう思いますね。

 

そこで、121頁に

「50歳を過ぎての長生きは相当に問題がある。」と言われる。この点も私もそう思いますね。

「人生50年」だからです(135頁)。

だからといって「自死という生き方」(須原一秀 著 双葉社¥1800)という選択も躊躇されます。

 

最後に、

遊びをせんとや生まれけむ

戯れせんとや生まれけん

遊ぶ子供の声聞けば

我が身さえこそ動(ゆる)がるれ

 

という心境です。皆さんはどう思われますかね。

  mae  

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