読書案内 「バカはなおせる」 久保田 競 著(アスキー・メディアワークス ¥1200)

1 この本は、京大名誉教授の先生で、脳神経生理学を専門とされておられる先生の書かれたものです。

脳研究の最高権威といわれている先生の本です。

私もどうやって治せるのかと興味をもって読みました。

 

2 最高に脳に良いのは、“おいしいものを食べること”だと言われます(26頁)。

三人以上で暮らすと脳梗塞になりにくいそうです(30頁)。

目をつぶって片足で立って三秒間立てたら、その人の脳は正常に働いていると判定されます(38頁)。

長く立てない人は脳の萎縮が早く進む兆候です。

科学的にはっきりしている「脳に良い食べ物」は大豆ということです(45頁)。

今日から納豆、豆腐を食べなければと思いますね。

また、記憶力の良くなる薬も1983年にエーザイが開発を着手して1997年に完成されたということです。

その薬は「アリセプト」ということです(47頁)。

 

3 人間の脳は30歳過ぎまで大きくなります。

そして、50歳~60歳くらいから縮み出して、80歳頃にはピーク時の70%くらいになるのが

一般的です(114頁)。

0歳~3歳までは親が手間暇をかけて存分に構ってあげて、いろいろやらせるといいとのことです(122頁)。

キレない大人に成長させるためには、基本は「しなかったら褒めること」です(129頁)。

壁に落書きをしないというルールを覚えたら大げさに褒めることだそうです。

8歳から15歳にはいろんな知識を詰め込むことが良いと言われます(137頁)。

本を沢山読ませることです。

マンガでもいいから、とにかく、どんどん知識を蓄えさせることが良いと言われます。

35歳を過ぎてからは、意図的な脳のメンテナンスが必要になると言われます(150頁)。

16歳から20歳にかけては体を鍛えることが脳のためにも重要だと言われます(154頁)。

21歳~35歳までは専門家になるための知識を習得する時期で仕事を習えることで、

仕事後には自分に「ごほうび」を用意するとして自分をうまく誘導することだそうです(161頁)。

 

高齢者は脳のために歩き回り、走り回るべきだそうですが、とにかく転ばないことと言われます(181頁)。

新しい介護では、歩かせ運動させることだそうです。

例の有名な養老孟司さんの「バカの壁」については少し批判的です(257頁以下)。

この辺りは読んで下さい。

  mae  

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