対談 弁護士と頑固堂 対談 テーマ 「医療崩壊を怒る!~なぜ、こんな医師不足になってしまったか。~」

頑固堂(ガ) 弁護士 伊藤邦彦(弁) 以下、(ガ)と(弁)で表示します。 

1 なぜ医師不足になってしまったんじゃ。

(ガ)地方の病院が閉院してしまったり、医師が不足するとかニュースでもやっていたが、どういう

   こっちゃ。

(弁)そうですね。政府は以前、医師が余る時代がやってくるとか言って医学部の定員を減らして

   きましたが、いったいどういうことでしょうか。

(ガ)特に産科の医師不足が多いようだ。

(弁)私も何人か知っているんですが、フリーター医師が増加してますね。

(ガ)なんじゃそれは?

(弁)週に2~3日働き、あとは遊んだりしている人ですね。それでも1日5万~10万位もらえるの

   で生活はできますね。

(ガ)なんでそうなるの。

(弁)とにかく、病院に正規で勤めると大変なんですね。当直なんかもあって、どんどん労働時間が

   きつくなって体を壊す人もいるということで、辞めてしまう人が出始めているらしいですね。

 

2 2004年からの新臨床研修制度

(ガ)2004年からの新臨床研修制度が医師不足の原因だと新聞に書いてあったな。

(弁)これまでは、大学教授を頂点として医局の力が強くて、新人の研修医の研修先は

   教授の一存で決められてきましたね。そこで地方の病院に配属されました。

   新しい制度では、医師本人が決められるようになって都会に集中したということです。

(ガ)だから、地方に来ないということか。
   しかし都市で就職してしまい、地方に来ないこと自体が医師不足だろう。

(弁)そうなんです。東京などはそれでも医師不足なんです。このことでハッキリしています。

(ガ)世界的に見て日本はどうなんだ。

(弁)OECDのデータでは、日本は下から4番目なんです。人口1000人当たり、2.9人と

   なっている。世界的にも少ないんです。WHOのデータでは1.98人です。

   加盟国では192国中63位です。

(ガ)少ないな。

(弁)モンゴルよりも少ないです。

  mae tugi

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