コラム 「ジャイアント馬場さん」

酒を飲んだ時、よく話をするのですが、

昔、新神戸で仕事を終えて、新幹線の切符を買うために並んでいるとき、

182㎝の私の顔が前に立っている男の背中にしかならないという意外な状況に、私は驚きました。

 

かなり大きな人だ。顔をチラッと見たら、

なななんと「ジャイアント馬場」さんだったのです。

 

馬場さんが自分で並んで切符を買っていたこと自体驚きました。

財布を取り出して、とても小さく見える一万円札、千円札を、その大きな手で券売機に

入れていました。

皆さん、知っておられますか、馬場さんは元野球の選手で、

しかも、大変な読書家だったということを…。

 

そればかりでなくて、馬場さんは60歳になった時も、プロレスのリングにあがっておられて、

「還暦記念試合」をされたことがあります。

すごいですね。体の動きがとてもおそくて、「馬場、動け!」という野次がでていたということです。

 

それでも、プロレスを見ていた私にはヒーローだったですね。

そのヒーローだった人が今目の前にいたのには少し感動しました。

私がその駅で馬場さんをみてから、たしか、翌年に亡くなられたと思います。

 

酒の席では、私は、馬場さんの手が大きくて、なかなかお札が入らないのでイライラして、

券売機を「アポーン」とか言って、こわしてしまったという嘘の冗談を言って皆を笑わせるネタに

使っていますが、馬場さんに会った前記のことは本当です。

  mae

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