コラム 「分子生物学」

分子生物学の先生のお話を本で読みました。その中でES細胞の話がありました。

とても興味深い話しなので紹介したいと思います。

 

ES細胞は万能細胞と呼ばれていて話題になっていますね。

この細胞は30年位前から見つかっています。人間は細胞が分化して作られますね。

その数百個位の細胞の塊になった時、それぞれの細胞は左右上下のお隣さんの細胞の

空気を読みあって自分が何になるかを決めていくそうです。

 

たとえば、自分は脳細胞、自分は肝細胞とか名乗りを上げるのです。

そうやって役割を決めていくのです。情報交換しながら細胞が分化していくのですね。

だから、細胞をばらばらにしてしまうと、自分は何になるのか分からず死んでいくそうです。

 

その中で、ばらばらにしても死なない細胞が発見されて、しかも、分裂することもやめない

細胞がES細胞です。その細胞を、他の細胞の中に入れると、すぐに空気を読んでしまい、

何でもなってしまう細胞だということで万能細胞と言われています。

 

そう言われると、これががん細胞に似ていることが分かりますね。

がん細胞は、一旦、肝臓なら肝臓の細胞になるのですが、いつの間にか自分の役を

忘れて増築することだけをやめなくなった細胞です。

 

だからES細胞とは違うのです。しかし、とても似ているそうです。

自分の役割を取り戻させることが出来れば癌を治すことができるそうです。

その前に、なぜ自分の分を忘れてしまったのかです。

 

何か人間の現代社会のような問題になってしまいましたね。

ES細胞のような青年が少なくなり、うつ症状の人が多くなってしまいましたね。

  mae

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